72％ の設計者・プランナーが、ネイティブ CAD データをオンラインで入手できない場合に他のサプライヤーを選択
128,000 人の機械設計者と建築設計者を対象とした調査により、デジタルトランスフォーメーションが製造業マーケティングの重要な焦点となる理由が明らかに
今日、設計者は数え切れないほどの課題に直面しています。例えば、製造納期の短縮、その上に独自性のあるソリューションへの需要、これらは設計者の業務負荷を大幅に増大させています。さらに設計者は、設計プロセスでのコスト削減や製造工程の簡素化を常に求められています。そのため、設計部門は常にデジタルトランスフォーメーション (DX) を推進する必要があります。
CADENAS は全世界 128,000 人以上の機械設計者、建築設計者、プランナーを対象として、デジタル製品データに対するニーズについて調査しました。このアンケート結果は、ものづくり企業が製品情報の提供方法を改善し、売上を伸ばすための画期的な方法があることを浮き彫りにしています。
設計者からすべてが始まる – 設計者が設計に使う製品を選択します！
部品メーカーは、自社製品が選定される際に誰が決定権を持っているのかを理解しておく必要があります。すべての工程の元をたどれば、機械設計者や建築設計者、プランナーなどが設計の過程で部品選定の決定権を持っていることがわかるはずです。ひとたび構成部品のデジタルデータがダウンロードされデザインに組み込まれれば、その後のすべての工程は決まった手順で進みます。部品情報は CAD/BIM モデルでの設計図から、PLM システムや部品表 (BOM) に流され、そして購買部門の部品調達のための基本情報を管理する ERP やその他購買管理システムへと転送されていくのです。それ故にサプライヤーは、デジタルサービスを設計者の要望に沿うように用意しておくことが重要なのです。
機械設計者・建築設計者が日々の仕事で本当に必要としているものは何でしょうか？ アンケート結果をダウンロードしてご覧ください。
競争力を維持するためには、デジタル製品データをデジタルツインとして提供することが重要になります。設計者が簡単に製品情報にアクセスしたりダウンロードできるものづくり企業だけが、売上げの増加という形で恩恵を受けることができます。今回の調査結果は、部品メーカーはどのようにすれば設計に対するニーズをより良く満たし、顧客のデジタルトランスフォーメーションをサポートすることができるか、貴重な考察を与えてくれます。
